こだわり
桑名クリニックとの連携治療~内科と繋がっているから安心~

当院では同法人内の桑名クリニック(内科・小児科・脳神経外科・児童精神科)と定期的なカンファレンスや研修を行い連携をはかっています。

歯は全身とは切り離して考えられがちですが、非常に密接に関わっています。
当院ではこの事実を重要視し、お口の健康から全身の健康状態の向上をめざします。

1.歯を治すことで全身疾患の向上を

歯周病と全身疾患は近年の研究では、口の中だけの問題だけではとどまらず、全身に影響を及ぼすことが分かってきました。
口を清潔に保つことや良い状態にすることは、全身に良い影響を与えます。

 

【歯周病と糖尿病の深い関係】

糖尿病の人は歯周病になりやすい

血糖値が高い状態になると白血球の機能が低下し、免疫力が下がるため、歯周病菌が増えやすい状況になります。
また、歯周病菌が血糖値を下げるホルモン(インスリン)の働きを邪魔する、TNF -αの産生を強力に推し進めます。
したがって血糖値のコントロールがわるくなるのです。

歯周病を治すことで糖尿病を治しましょう!

したがって、当院では歯周病治療から糖尿病の改善や糖尿病の発症を抑える効果を期待し、歯肉の状態の改善はもちろん、ヘモグロビンa1cや血糖値も意識しながら治療を進めていきます。

【喫煙と歯周病との深い関連】

タバコを吸うと
●唾液の性質が変わり、歯石がつきやすくなる。
●歯ぐきがはれやすくなったり化膿しやすくなります。
●酸素不足により歯周病菌が増えやすくなります。
●歯ぐきの血の巡りが悪くなり、免疫力が低下します。
●歯周病治療の効果が40から80%劣ります。
●歯が抜けやすくなります。

当院では、30年にわたり歯周病治療に当たってきましたが、喫煙者の患者様の歯周病治療は、禁煙なくして成功を収めることが難しいことが分かってきました。
そのため、喫煙者である歯周病の患者様には禁煙をお勧めしています。
どうやって禁煙するのか? やめたいけどなかなかやめられない方へ、桑名クリニックでの禁煙外来をご紹介させていただきます。
ご自分で禁煙を決意されて、桑名クリニックで禁煙治療を成功された方は90%と高い成功率を維持しております。詳しくはこちら

【歯周病と全身疾患との関連について】

歯周病は様々な疾患と関連していると言われています。
当院では歯周病の基本的治療はもちろんのこと、内科と連携し、全身の代謝改善まで包括的に捉えた診療につとめています。

2.全身疾患を抱える方が安心して歯科治療を受けられる体制


検査データや服薬状況 コンディションなど医科と協議しながら治療をします。

このような症状がある方
●血圧が高い
●血糖値が高い
●心臓が悪い
●頻脈がある
●認知症がある
●アレルギー体質である
●何らかの障がいがある
●血が止まりにくい薬を飲んでいる など

歯科治療は小さな外科治療が多く、歯科治療自体が全身に与える影響(血圧や血糖値、循環系、メンタル面など)もあり、慎重に進めていかなければなりません。
体調に不安な方はご相談ください。

3.歯科と医科の関連性が高い疾患


●顔面・口唇の粘膜疾患(ヘルペス口唇炎など)
●金属アレルギー
●顔面神経痛麻痺(顔のしびれ)
●口腔内の不衛生のにより誤嚥性肺炎が疑われるとき
●歯ぎしり
●いびき(睡眠時無呼吸)
●口腔乾燥症
●再発性アフタ性口内炎

このような疾患がある場合には、医科と連携しながら診察していきます。

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