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障がい者歯科

知的、精神、身体に障がいのある患者様の治療を行っています。年齢や障がいの程度は問わず幅広く相談に応じています。
障がいに応じて治療の進め方をご本人やご家族と話し合いながら進めていきます。

恐怖や不安が強く治療が困難な患者様には、脱感作(少しずつ歯科に慣れていく方法)や鎮静法、全身麻酔法など、患者様一人ひとりにあった方法で治療を行います。

当院の障がいのある患者様へのアプローチ法について

1.系統的脱感作法
歯科治療に対して恐怖が強い場合、ただちに治療に取り掛かるのではなく、歯科医院に慣れていただき、歯科のいすに座ること、口をあけること、歯磨きをするなどご本人にとってストレスの少ない行動から慣れて頂けるようゆっくりとすすめていきます。
そして徐々に出来るようになることを増やし、自信につなげ、なるべく手順を一定にすることで、過敏反応や恐怖をとっていく方法です。

脳性まひ、重度心身障がい児、自閉症など強引な接触が菌の緊張やパニックを誘発しやすいため、いずれも脱感作法で歯科治療のストレスを和らげることが有効です。

2.tell show do 法
歯科治療に対し不安や恐怖がある場合これから何をどのようにするのか、出来るだけゆっくり分かりやすい言葉で説明しながら、手鏡などを見せて行っていきます。
聴覚障がい者には筆談、読話による説明を行っています。

3.モデリング法
他人の行動を真似することで、意識を徐々に変えてゆく方法です。
絵や写真、ビデオなどでイメージトレーニングし、治療への理解が深まった後、実際に付き添いご家族の方に治療のいすに座っていただいたりしながら、目的の行動へと移っていきます。

いろいろな方法をためしても、うまくいかない場合や、疾患の緊急度によっては、全身麻酔での治療などの選択肢もあります。
詳しくはひらお歯科ホームページへ

患者様のコンディションに応じて、出来るだけ幅広い選択肢の中からベストな方法を選択できるょう、臨機応変に対応してゆきますので、お気軽にご相談ください。

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